「1Password」の使い方。WindowsやiOSと同期できる定番パスワード管理アプリケーション。【Mac,Windows】
- 2012-11-21
MacOSX

Macの定番パスワード管理アプリケーション「1Password(シェアウェア)」の使い方の紹介です。Macだけでなく、Windows、iOS端末やAndroid端末にも対応しています。
このアプリケーションが無い生活なんて考えられないってくらいのアプリです。
1Passwordで出来るコト。

1つのマスターパスワードを覚えるだけで、クレジットカード情報やアプリケーションのシリアルナンバー、WEBサイトのパスワードなどを簡単に呼び出すことができます。

ブラウザ用の拡張機能を利用すれば、さまざまなサイトにボタン一発で簡単にログイン出来るようになります。
さらに、Mac、Windows、iOS端末やAndroid端末に対応していて、Dropbox経由でパスワードデータを同期可能です。以下から、インストール後の設定や使い方の説明です。
最初にマスターパスワードを作成する。
1Passwordをはじめて使う場合は「新規データファイル」を選択します。
するとマスターパスワード作成画面が現れます。ここで設定したマスターパスワードだけで、クレジットカード情報やWEBサイトのパスワードなどのさまざまな情報を呼び出すことができてしまいます。なるべく推測されにくい、英数字を合わせたパスワードを設定しましょう。

ここで設定したマスターパスワードはアプリ起動時や、拡張機能を使用する時に必要となります。
読み込みアシスタントからパスワードをインポート。
読み込みアシスタントでブラウザや他のパスワードソフトからパスワードを「インポートする方法を知る」ことが出来ます。メニューバーのファイル項目から「読み込み...」を選択し、「読み込みアシスタント」を開きます。
手順は読み込みたい項目を選べば表示されます。(現在のインポート手順をざっと見た感じ、Firefoxからインポートするのは簡単ですが、Safari、Chromeからのインポートは複雑な手順でした…。)

ブラウザにエクステンションをインストールする。
次にブラウザと1Passwordを関連付けるために、ブラウザにエクステンション(拡張機能)をインストールします。(手動でパスワードを1Passwordに登録する場合にもエクステンションを使うと作業が捗ります。)ブラウザ用の拡張機能を以下のページからダウンロードしてインストールします。(Safari、Chrome、Firefoxのみ対応)

【Win】1Password for Windows | Browser Extensions
【Mac】1Password for Mac | Browser Extensions
エクステンションをインストール後に、試しにログインが必要なサイトでアカウント名とパスワードを入れてみましょう。

ログインすると、下の図のようなメニューが画面上に出てきます。1Passwordに「パスワードを保存しますか?」と聞かれているので保存したい場合は「Save」を押します。

保存すると、1Passwordにログイン情報が登録されます。
ブラウザで右クリックメニューから1Passwordの情報を呼び出す。
Webサイトのログイン画面で右クリックメニューから簡単にサイトにログインができます。
上の画像の、「Open 1Password」項目を選ぶとポップアップウインドウを呼び出せます。(ポップアップウインドウはブラウザのツールバーにあるアイコンからも呼び出せます。)

ポップアップウインドウからは、ログイン情報だけでなくアドレス帳などの個人情報やクレジットカードの情報なども参照できます。ショッピングサイトなどでアカウント登録をする際に便利です。
ログイン画面で、キーボードショートカットから一発ログインすることもできます。
1Passwordのパスワード情報はキーボードショートカットからも呼び出すことができます。ショートカットは1Passwordアプリケーション内の環境設定から指定でき、ログイン項目の「Fill Login Keyboad shortcut」にキーを入力するとブラウザで使えるようになります。

ショートカットを設定すれば、サイトのログイン画面に入った時に、ショートカット一発でログイン出来るようになります。(ひとつのサイトに複数のアカウントが登録されている場合は、ポップアップウインドウが開きます。)
ソフトウェアのシリアルナンバーやクレジットカード情報も登録もできます。

Webサイトのログイン情報以外の項目の登録は、1Passwordアプリケーション内で行います。
EmailやFTPサーバーなどのアカウント情報、アドレス帳、メモ帳、アプリケーションのシリアルナンバークレジットカードや銀行の口座情報、運転免許所やパスポートの情報を管理することができます。
Dropbox経由で他のマシンとデータを同期する。
環境設定の一般項目から「Move to Dropbox...」を選択し、Dropboxフォルダに1Passwordのデータを移行します。
同期先の他のPCに1Passwordをインストールし、環境設定の一般項目から「Choose Another...」でDropbox内にある「1Password.agilekeychain」を選択します。iPhoneやAndroidなどのモバイル端末からは、1Passwordアプリ内の設定からDropbox項目からDropboxにログインすると同期できます。

何らかの問題でデータを紛失してしまった場合は、バックアップファイルから復旧できるかもしれません。

1Passwordの情報が変更された場合、1日単位でバックアップファイルを生成されます。データを紛失した場合は、このバックアップファイルからデータを復旧できます。
方法は1Passwordアプリケーションの「ファイル→バックアップからデータファイルを復旧...」を選択し、復旧するデータファイルを選択するだけです。

対応OS:Mac、Windows
ダウンロード先:Mac版(MacAppStore)、Windows版
Facebookページはじめました!ブログの内容を気に入って頂けましたら「いいね!」をよろしくお願い致します。
この記事を共有できます。
Comments: 0
Trackback+Pingback: 0
- TrackBack URL for this entry
- http://usupro.blog41.fc2.com/tb.php/458-d16e844d
- Listed below are links to weblogs that reference
- 「1Password」の使い方。WindowsやiOSと同期できる定番パスワード管理アプリケーション。【Mac,Windows】 from MacWin Ver.0.7